こんにちは、たろちんです。
今回はCDS(2169)が高配当株ポートフォリオの候補となりえるにふさわしいか、を分析していきます。
高配当株投資を始めてこのようなに思ったことはないでしょうか?
・この銘柄は高配当投資としてどうなのか?
・高配当株に適しているかどこを見て判断しているのか?
・時間がなくて一つ一つ銘柄分析していられない
このような悩みを持っている方にぜひ読んでいただきたいと思います。
結論、CDSは高配当株ポートフォリオの投資先としてふさわしい銘柄であるといえます。
ただ2023年1月現在、割安感はないので資金に限りがある場合は他の割安銘柄をお勧めします。
この記事を読むことで
・CDSが高配当株投資に適しているかわかる
・銘柄分析の時間短縮で、空き時間が作れる
・利回りから的確なタイミングがいつかわかり高値掴みを避けられる
私もポートフォリオに組み込んでいるCDSの銘柄分析、参考になれば幸いです。
※個人の見解です。投資は自己責任でお願いします。
企業概要
CDS(2169)
業種:サービス業
1980年創立
2013年東証1部上場
事業内容は、「企画・開発・生産・プロモーション・アフターサービス」を一環で担えるものづくりを一環で支える事業となっています。
取引業界は自動車、航空機、医療機器や食品業界などの産業設備まで、幅広い業界を相手としています。
事業は主に3つ
〇ドキュメンテーション事業
マニュアル作成。製品のためのマニュアルと言っても
エンドユーザー向け、営業販促向け、製造工程向け、サービス保守向けなど、対象となる方は様々なマニュアル制作を請け負います
〇エンジニアリング事業
ロボットシステム開発・3D-CAD設計などものづくり。
オートメーションロボット技術を活用し、次世代生産システムを創造。
〇技術システム事業
ITソリューション。シミュレーション、制御ソフト開発、受発注システム、e-ラーニングなど、幅広い分野のITサポートを行っています。
特徴的なのはものづくり企業をトータルでサポートする、そこが強みとなり独自のビジネスモデルを
築き上げているビジネス展開をしています。
サービス業といえど実務的には製造における幅広いジャンルで活躍している企業のイメージですね。
各事業の売上構成はこちらのようになります。
ドキュメント 30%
エンジニアリング 25%
技術システム 45%
各事業ともに売上もあり大差なく売上を作れています。
技術システムが全体の売上をけん引しているのがわかりますね。
事業に大幅なブレがないのはいい点です。
企業業績
売上高 長期で見れば微増傾向。
コロナ禍までは順調に増加していましたが、2020年に激減。しかしその後は売上も増加して
コロナ以前の売上に近づいております。
営業利益率 16.9% 10%以上で〇のなか高い利益率
10%以上あれば万々歳ですが16.9%と高い営業利益率。儲かるビジネスモデルですね
ROE 〇 投資効率よし
ROEは11.6%。平均は8%ですので投資効率がいい経営がなされています。
EPS 右肩上がりで〇
コロナの影響もあるが長期的に増加傾向なのでいい感じですね♬
財務状況
自己資本比率 75.3%
高い自己資本比率ですね。長い目線で見ても50%は下回ったことがない安定していると思います。
営業CF 増加傾向ではないが赤字の年はない
現金 長期で増加傾向。
現金も蓄えており、増加していますね。
3つの指標からみるに、安全性が高く、倒産の心配はなさそうですね。
高配当株投資に大切な長期で保有できそうな企業です。
配当性向
配当性向 46.1%
株主還元意欲が高い。過去10年での無配当は1度もないのは素晴らしいですね。
1株配当金 58円
減配無し、安定に成長している
配当利回りは3.31%と高配当であり、安定した配当金を得られそうですね
買い時はいつ?
CDSの現在のPERは13.7倍
過去平均12.6倍
過去10年間では
最小値 2012年 8.41倍
最大値 2013年 16.14倍
同業他社と比較すると
クレステック 6.1倍
シイエム・シイ 7.6倍
業界平均13.1倍
PER的には割高ですので今が買い時とは言いにくいですね。
チャート テクニカル的には長期の上昇トレンド。
余力があれば今買ってもいいのでは、という所感です。
まとめ
業績・財務的に見ても高配当株ポートフォリオに入れてもいい銘柄
高配当株としては申し分ない成績
CDSのストロングポイントの要点は、
◆上場以来減配なし
◆今後の増配も期待できる
◆他者に類を見ない独自性のあるビジネスを持つ
◆業績・経営面が非常に好調
◆倒産リスクが少ない
今すぐの買い、とはいきませんが長期目線でいれてもいいのでは?
買いタイミングは優先的ということはないかもですね。
投資の1意見として参考までに。
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